この方法が良い方法かというと良いとは言えない。と思いますが僕なりに色々な音源を聞き「こうやってみよう」とか「これはどうだろう?」と試行錯誤した作り方だったので追記しておきます。
今回実戦してみた楽曲はparanoaの「I Want you back」をレコーディングした際に実戦してみました。
最初セオリー通りミックスしていたんですが、合間を縫って参考になるような楽曲をサンプルがてら聴いてみたりを繰り返していくうちに一つ思いついたんですね。
今まではヴォーカルとギターを左右のpanに振り分けてバランスをとるという感じだったんですがやはりミックスのスキルがまだまだという事もあり全体的になんとなく薄っぺらい印象の音色作りになってしまう。
そこで僕なりに考えた方法です。
まずギターの周波数をフラットにする施しをしたEQを作ります。
その後にこのトラックを複製。
同じトラックを二つ作ります。
その次にこの二つのトラックの周波数を500hzを中心に分割しました。
低音側はpanのど真ん中。
高音側のトラックはいつも通りのギターの配置場所にpanをふります。
そして最後にお互いの音色補正を行いました。
一つのトラックにフラットにする為のEQ、分断する為のEQ、音色補正の為のEQと三つ入れ込んだ状態です。
音色位置的にはこんな感じだと思います。
このミックス方法で一番のデメリットは「ノイズが倍になる」事です。
ノイズリダクションを使用して抑えてみましたがこうやって分断すると音色バランスなど更にシビアになる可能性もあります。
今回はこんな感じのミックス方法を実践してみましたがやはり自力の部分でもっと音と深く関わらないと分からない部分が多いというのが正直な所です。
っという事で僕なりに試してみたミックスの方法の紹介でした。