paranoa/Merry-Go-Round伴奏パートの解説

Editor : Taiyo Hatta (paranoa)

今回は自身のユニットparanoaのマキシングル「Merry-Go-Round」の伴奏パートの解説をしたいと思います。
この曲元々構想段階でイメージがありました。
それは「峰不二子」。
マイナー調の曲調に跳ねたリズム、アレンジが固まっていない段階で何となく思い描いていたイメージがアニメ「ルパン三世」に出てくるキャラクター「峰不二子」が真夜中の首都高をバイクで走り抜けている。
そんなイメージがあったんですね。
作曲する時はこのイメージが大事。
部屋を真っ暗にしてヘッドホンを繋ぎ、いつものライブセッティングの音色でイメージを膨らましながらコードやアレンジを探る。
そんな感じででき上がったアレンジ媒体に相方蘭ちゃんの僕にはないメロディエッセンスが加わる事で自分のイメージとは少し違う音楽になる。
更にレコーディングの際師匠の元、再構築され更に練り込んだ作りになりました。
違う色が混ざりあって一人一人じゃ出せない面白い色になる。
こういう化学変化が起きるのもオリジナル楽曲の醍醐味ですよね。
楽曲的にもやはり「真夜中の疾走」というイメージが出せたんじゃないかなと思います。