Raul Midon/State Of Mindのギターリフを弾いてみよう!

こちらがタブ譜になります。
 クリックすると大きくなります。ご確認下さい。
それでは解説です。
 タブ譜の中に「T」という表記があります。
 これは「タッピングハーモニクス」の事です。

タッピングハーモニクスは指板上の弦を指で叩く奏法の事です。
 このテクニックには色々な演奏する上でのロジックがあります。
 細かな記事は師匠であるAcousphere奥沢茂幸師匠が細かく解説して下さっています!
タッピングハーモニクスの解説







 続けてタブ譜の中の表記に「G」という表記がありますね。
 これは「ゴーストノート」を示しています。
演奏の方法ですがこちらは左手のテクニックになります。


右手のタッピングと左手のゴーストノートが絶妙のタイミングで入ってきているんですね。
このゴーストノートはRaulMIdonさんの場合タッピングに近いほどパーカッシブルに左手で叩いています。
むしろ左手タッピングと表記した方が良かったかもしれませんね汗




右手のタッピング同様左手も弦から空間を空け叩き付けるように弦に触れます。
ここが一番難しいと感じた所なんですが、叩き付けたからといって実音は出さないように気をつけましょう。
つまり勢い良く弦を叩くのにミュートした「パコッ」という音を出さなければならないので難しいです。 ここで実音がでてしまうとキレがなくなります。
正直、実際の楽曲のスピードで演奏すると実音がでてしまいかなり四苦八苦してしまいました。
この左手のタッピング、ないしはゴーストノートがこの楽曲のキレを左右する部分だと思います。
それではこちらが演奏動画になります。

左手、右手の動きがよく分かるように動画を作りました。
スローバージョンも収録したのでタブ譜と照らし合わせながら練習してみてください。
演奏法が独得で実際の楽曲に近い演奏をするにはゆっくり練習する必要があると思います。
左手、右手のコンビネーションがなじむまで弾きこんで、それから徐々にスピードを上げていく練習が効果的だと思います。
面白いアレンジメントだと思うので是非挑戦して下さいね!